年末の人間ドックを兼ねた休暇を終えて、この月曜日にイスタンブルに戻りました。イスタンブルは凄い雪で、次の日は空港もクローズになりフライトもキャンセルになりました。運に恵まれました。

さて、東京では、本社の関係部門との打合せや多くのお客様の訪問なども行いましたが、在日本トルコ大使館を訪問し、コルクト・ギュンゲン大使閣下と面談する機会を頂きました。当社のトルコでの活動をご紹介し、トルコの柔軟な出入国の運用により、海運業界で大変な問題となっていた船員交代の貴重な場所となっていることへの感謝を申し上げ、そのこともあり、多くの船が定期検査でのトルコの造船所の利用が増えていることなどを紹介しました。また、観光産業へのCovid19の影響が今後も予想されることから、多くの豪華客船が、まだまだ運航できる状態にも拘わらず、解撤されることになってしまい、その多くがトルコのリサイクルヤードで解撤されていることを説明致しました。

電動フェリーやタグボートなどの建造でも先行している造船産業や船舶部品製造なども充実しているトルコの海事産業に関しては、日本での認識が少ないことから、日本の船主や海事産業とトルコの海事産業を結び付けて行く活動に力を注ぎたいとの話させて頂き、大使から大使館も活動をサポートを頂けるとのお言葉を頂きました。当社設立時の日本とトルコの関係をより進化させていくことに少しでも尽力していくとの目標を改めて強く意識することできました。